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【振袖コーデ】絞り染めってどんな柄?高級感あふれる総絞り振袖の魅力とコーデをご紹介!
登録日:2024.01.04
振袖コラムはじめに
こんにちは!
京和きものです。
新春とは名ばかりの厳しい寒さが続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日のブログでは、高級感あるオシャレが楽しめる絞り振袖についてお話しいたします。
絞り染めとは
絞りの技術は日本最古の技術とされ、6世紀〜7世紀にはすでに行われていたと言われています。
絞り染めの特徴的な風合いは、色が染まる部分と染まらない部分を作ることで出てきます。
まず布を縛り、染料が入らない部分を作って全体を染め上げ、その後に縛った糸を抜くと色の染まっていない部分が白く浮かび上がる仕組みです。
この工程の一つ一つはとても繊細な技術が必要で、すべて職人が手作業にて行います。
そのため一日に作れる枚数に限りがあり、一枚が完成するまでに長いもので一年以上かかるそうです。
手間と時間をかけて丁寧に制作された絞り染めは、古い時代から高級品として人々に愛されてきました。
そして布地のすべてをこの絞り染めの技法で染められたお振袖を「総絞り振袖」と呼びます。
絞り染めの種類
鹿の子絞り
絞り染めは大きく二つに分類されます。
一つは「鹿の子絞り」と呼ばれるもので、染めあがった模様が小鹿の背中のまだら模様に似ていることからそう呼ばれています。
従来の絞り染めは、染上げた際にできるしぼ(しわ)は重要視されておらず、でこぼこしたしぼは伸ばしてしまうのが普通でした。
しかし江戸時代以降は模造品と区別するという意味もあり、特徴的な表面のしわを残し、付加価値を付けるようになりました。
鹿の子絞りの華やかな着物は江戸や大阪、京都などの都市を中心に、地方都市でも広く着用されるようになりました。
辻が花
辻が花染は、室町時代から桃山時代、江戸初期まで流行した絞り染めです。
絞り染めで染め上げた絵模様染めに刺繍などを施して模様を描いたものを指します。
当初は絞りの中に墨絵が描かれていましたが、江戸期に入ると色彩豊かな模様や金銀箔などが施されるようになり、豪華な染物として権力者や武将たちに好まれました。
しかし、「辻が花」という言葉がいつ生まれたのか、どのような染物を指すのかは正確にはわかっていません。
また、江戸時代以降は技術を伝承する人や資料がなくなり、辻が花は姿を消してしまいます。
このことから辻が花染めは「幻の絞り染め」とも呼ばれています。
絞り振袖のコーディネート
赤白黒の絞り振袖
黒地に赤と白の模様を施したものは、絞り染め特有の風合いが最も美しく現れる配色だと言われています。
赤・白・黒の定番三色を用いた総絞り振袖は、遠目に見てもわかる華やかさや重厚感が魅力です。
絞りの風合いを生かすために、帯はモノトーンのシンプルなものを合わせ、帯揚げや帯締めに異なるカラーを入れると良いでしょう。
淡い水色や萌黄色など、お振袖のカラーリングを引き立てつつ、邪魔にならない優しい色がベターです。
帯留めにインパクトのあるゴールドを使うと豪華さが際立ちますよ♪
パステルカラーの絞り振袖
豪華なイメージの強い絞り振袖ですが、優しい雰囲気を持つ薄ピンクや水色などのパステルカラーの絞り染めもおすすめです。
絞り染め特有の高級感がありながら、柔和で女性らしいオーラも醸し出してくれます。
パステルカラーの総絞り振袖に黒やネイビー、深緑などのダークトーンの帯を合わせると、メリハリが出てまとまりのあるコーディネートになります。
重ね衿や帯揚げにショッキングピンクなどのビビッドカラーを差し込むと、今っぽさが増してオシャレに決まりますよ☆
いかがでしたか?
重厚感や高級感が特徴の絞り振袖は、コーディネートによって柔らかさや今っぽさを出すことができます。
成人式で主役級に目立ちたい!
という方は、総絞り振袖を選んでみてはいかがでしょうか?
最後に
京和きものでは、【限定特典付き】厚木の振袖キャンペーンを開催しております!
お振袖や成人式に関するご質問は何でも受け付けておりますので、お気軽に遊びに来てくださいね♪
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!
寒い日が続きますが、お身体にはお気をつけください。
◇ ◇ ◇
京和きものは、厚木市・愛甲郡・相模原市・秦野市・海老名市・綾瀬市・座間市・寒川町・平塚市・伊勢原市で成人式のお手伝いをさせていただいております。
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