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【振袖コラム】振袖コーデの組み方のコツは?小物を選ぶ順番や合わせ方のポイントをご紹介☆
登録日:2024.06.04
振袖コラムはじめに
こんにちは!
京和きものです。
麦の穂が実り、収穫を迎える時季となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日のブログでは、二十歳の集いの振袖コーデを決めたいけど、どうやって決めていけばいいかわからない・・・という方に向けて、振袖コーデを決める順番やコツをお話しいたします。
アイテムを選ぶ順番を決めておけば、スムーズにコーディネートを組むことができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
振袖コーデを決める順番
多くの人は二十歳の集いで初めてお振袖を着ます。
普段着なれていない分、コーディネートを組むのはなかなか難しいですよね。
その上、お振袖の着付けには帯や帯締め、重ね衿などたくさんの和装小物が必要です。
どれもコーディネートに欠かせないアイテムなので、一つ一つの選択が重要な鍵になります。
いきなり全体のスタイルを決めるのは難しいですから、おおまかなイメージを描くことが大切です。
コーディネートを組む順番としておすすめなのは、
①振袖
②半衿・重ね衿
③帯
④帯揚げ・帯締め
⑤草履・バッグ
⑥ショール
という順番です。
まず着たいお振袖を選んだら、襟元を飾る半衿と重ね衿をセットで決めてしまいましょう。
この段階で全体の色合いがある程度決まります。
次に帯を選びます。
帯の色や柄によって、与える印象が左右されます。
そのあと帯揚げと帯締めでコーディネートにアクセントを加えたり、メリハリを付けます。
ここまで決めると全体像がはっきりしてくるので、あとは全体の雰囲気に合った草履バッグとショールを選べば、コーディネートの完成です♡
半衿と重ね衿の選び方
半衿と重ね衿は、ともに振袖コーデの襟元を彩る重要なアイテムです。
どちらも様々な色柄や刺繍の入ったものがあります。
合わせ方のコツは、半衿と重ね衿のどちらかにアクセントを置くことです。
半衿と重ね衿では、半衿の方が見える面積が大きいです。
大きく見える半衿に柄の入った鮮やかなものを選んだ場合、重ね衿はシンプルな単色のものを使うと良いでしょう。
逆に繊細で控えめなデザインの半衿を着けた場合、重ね衿にはパールやレースの付いたものや、ビビッドな複数カラーのものなどを選ぶとバランスが取れます。
帯で印象を決める
半衿と重ね衿で全体の色合いを決めたら、帯でスタイルのテイストを決めましょう。
お振袖と同系色で落ち着いた雰囲気にしたり、黒などのダークトーンでクールな雰囲気にしたり。
金銀の刺繍や柄などによっても大きく雰囲気は変わります。
かわいい系かカッコいい系、伝統的かモダンかなど、なりたいイメージに合ったものを選びましょう。
帯まわりにこだわりをプラス
帯揚げと帯締めはコーディネートにアクセントを加えたり、引き締めたりと重要な役割を担っています。
これらをこだわって選ぶことで、コーディネートが一気に格上げされますよ。
帯揚げは色柄だけでなく、結び方や柄の出し方によってもイメージが変わります。
お振袖と同系色を使ったり、補色でメリハリを付けるのが間違いない方法です。
帯締めは身体の中心にくるアイテムであり、コーディネートの要となるものです。
「平組」や「丸ぐけ」など様々な形状のものがあり、結び方で個性を出すこともできます。
面積は小さいですが目につきやすい部分なので、お振袖や帯との相性を考えながら選ぶと良いですよ。
いかがでしたか?
ここでご紹介した順番や選び方は、あくまで一例です。
ご自身のしっくりくる選び方が一番ですので、ぜひ鏡の前で試着しながら時間をかけて選んでくださいね。
最後に
青葉の色あざやかなこの季節、お健やかにお過ごしくださいませ。