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【振袖コラム】振袖の下着ってどうするの?肌着や和装ブラについて徹底解説します☆
登録日:2024.05.30
振袖コラムはじめに
こんにちは!
京和きものです。
新茶の季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日のブログでは、お振袖を着たときの下着ってどうすればいいの?
と疑問に思っている方に向けて、和装向けの下着について解説いたします。
着物の下着が必要な理由
お振袖をはじめとする着物は、複雑な織り方で作られており、身体のラインを隠すように綿密な工夫が施された構造になっています。
前提として、身体の凹凸をなくし、なだらかなシルエットが美しいとされています。
そのため、お振袖を美しく着こなすためには、適切な下着を付けることが重要になってきます。
着物の下着の種類と役割
肌着
肌着とは、着物の下に着用する下着のことです。
着物と肌の間に着ることで、摩擦を減らし双方のダメージを防ぎます。
また、汗を吸収し着物を清潔に保つという役割もあります。
上下に分かれたセパレートタイプのものとワンピースタイプがあります。
ワンピースタイプは着脱が簡単なので、これからご購入される方にはワンピースタイプがおすすめです。
色は白が一般的ですが、お振袖を着用したときに外から見えることはないので、最近では様々な色のものがあります。
肌着を選ぶときの注意点として、お振袖は後ろの衿を抜いて着用するため、襟ぐりが大きく空いたものを選ぶ必要があります。
ブラジャー
お振袖を着る際は、ブラジャーは付けないか、和装用ブラジャーの着用がおすすめです。
普段つけている洋装ブラジャーを着てお振袖を着つけると、帯の上に胸が乗ってしまいます。
加えて、ワイヤーが食い込んで痛みや息苦しさを感じてしまうかもしれません。
洋装とは違い、和装の場合は身体の凹凸と目立たないようにするのが理想なので、胸の大きい方は特に胸元を押さえる和装ブラジャーの着用がベターです。
また、和装ブラジャーは胸の膨らみを押さえることでお振袖の襟元が着崩れるのを防ぐという役割も持っています。
和装ブラジャーを選ぶときのポイントとして、以下のものがあります。
①補正力が高いもの
体型に合わせて補正ができるものがおすすめです。
補正パッドが着脱可能なものなら、着姿に影響が出ないよう調整することができます。
②吸汗性が高いもの
ブラジャーの上から肌着、肌襦袢、振袖と重ねていくため、外は寒くても身体は汗をかいてしまいます。
汗を吸収する素材のものを選ぶと良いでしょう。
③抗菌加工が施されたもの
和装ブラは肌に直接つけるもののため、抗菌加工済みのものがおすすめです。
清潔に保つことで、長く使うことができます。
④ストレッチ素材のもの
普段着なれていないお振袖を着た際は、重みで肩こりや息苦しさを感じてしまうかもしれません。
少しでも辛さを軽減するために、ストレッチ素材の和装ブラがおすすめです。
きつすぎると息苦しさや痛みを感じてしまい、ゆるすぎると補正力が弱まるため、身体にフィットするものが良いですよ。
ショーツ・パンツ
ショーツやパンツに特に指定はありませんが、ヒップラインが目立たないものが良いでしょう。
振袖姿を後ろから見て下着のラインが出てしまうことはあまりありませんが、フィット感のあるシームレスのものを着けていると安心です。
スリップ
スリップの着用はマストではありませんが、お振袖の裾よけとしても使われます。
肌触りがよく通気性のあるものが良いでしょう。
裾がはみ出ない長さであるかを確認しておきましょう。
いかがでしたか?
今回は、お振袖を着た際の下着に関する疑問にお答えしました。
これからお振袖の準備を始める方は、下着のご用意も考えてみてくださいね。
最後に
季節の変わり目ですので、ご自愛専一にてお願い申し上げます。
◇ ◇ ◇
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