ブログ
はじめに
こんにちは!
京和きものです。
日々、陽射しが強まる今日でございますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、令和でも根強い人気を誇るギャル振袖をご紹介します。
ギャル振袖の歴史
2000年代から女の子のファッションは一気に多様化し、その中でギャル文化は生まれました。
ラインストーンでデコレーションされた携帯にじゃらじゃらのストラップをたっぷりとつけ、動くたびにプラスチックがぶつかる音がする、それすらもカワイイだった時代です。
メイクもネイルもド派手。
スカルプのロングネイルは定番で、マッキーやポスカでアイメイクを仕上げる女の子たちも多かったです。
どこか怖いもの知らずに見える彼女たちは、ナンパ避けのためにギャルを始めていたり、恋愛や人間関係で悩んだりしながら、今日も自分のカワイイのためにつけまを重ねづけする、そういうたくましさがあったように思います。
そうしてギャル文化は発展し、ギャル系雑誌「小悪魔ageha」でついにギャル振袖が特集されたのです。
ギラギラしたラメやラインストーンがたっぷりとあしらわれ、大きな花の柄や蝶が華やかに振袖を彩りました。
振袖小物も多様化していき、ギャル振袖だけでなくフリルやレースのものも生まれるなど、振袖は女の子のファッションカルチャーと一緒に成長してきたんです。
最近では、ギャル振袖もアレンジが加えられ種類もスタイルも多様化しています。
特に、令和ギャルたちには、かつてよりもクールなギャル振袖が人気なようです。
令和のギャル振袖トレンド
令和のギャル振袖は、かつてのギラギラとした派手さを残しつつ、黒や銀などのモノトーンでまとめ差し色に赤を入れるなど、よりモードでスタイリッシュなスタイルが人気です。
差し色なしで黒、白、銀のモノトーンのみでまとめつつ、柄は派手に入れクールに仕上げたりするのも人気です。
人気の柄は王道の蝶や花柄をはじめ、龍や蜘蛛などもございます。
お花の中でも薔薇は華やかで目を引くこと間違いなしです。
色はスタリッシュに決めつつもラインストーンやラメでしっかり派手さを見せていくのが令和ギャル。
髪はしっかりとブリーチをして明るく仕上げ、巻き髪でボリュームを出したものを更に上にまとめ大きな髪飾りで華やかに仕上げます。
髪はもちろんダウンスタイルでも華やかで可愛らしく仕上がりますが、かんざしで髪を盛りたい方はまとめることをおすすめします。
髪を盛り髪に仕上げたい方は、ヘアスプレーは一本使い切る覚悟で新しいものを準備してくださいね。
髪飾りにはかんざしやラメがたっぷりあしらわれた大きなお花が人気です。
薔薇も人気ですが、あえて和のテイストでまとめてもクールに仕上がりますし、和柄の生地を使った大きなリボンでも存在感たっぷりに仕上がります。
首元に当てる白いふわふわとしたファー、ショールは、白だけでなく黒い色のものもございますので、演出したいテイストやお振袖の柄に合わせてアレンジされてみても素敵ですよ。
いかがでしたか?
ぜひ参考にしてくださいね!