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【振袖コラム】高見え確定♡伝統古典振袖でワンランク上のハタチをつくろう
登録日:2024.04.25
振袖コラムはじめに
こんにちは!
京和きものです。
もうすっかり暖かく過ごしやすい時季、刻々と変わりゆく季節でございますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は伝統的な古典柄を使ったお振袖の魅力と、古典柄に込められた意味をご紹介します。
伝統古典振袖の魅力
伝統的な柄がふんだんにあしらわれた古典的なお振袖は、格調高く上品な仕上がりに加え、個性的で人と被らない雰囲気が作りやすく、高級感のある仕上がりやレトロな雰囲気がお好みのお嬢様方から、「ヴィンテージ」や「クラシック」として親しまれています。
古典柄には、日本古来から縁起が良いとされるモチーフがたっぷりとあしらわれており、まさにハタチの節目に選んでいただきたいお振袖です。
古典柄にこめられた思い
古典柄ひとつひとつに意味合いや歴史が詰まっています。
お振袖を選ばれる際は、是非、参考にされてみてくださいね。
<蝶>
蝶は成長の象徴です。
卵から幼虫へ、サナギから羽化をして美しい羽を大きく広げて羽ばたく蝶は、成長を連想させ古くから日本人に愛されてきました。
また生まれ変わるように姿を変えて成長をくり返すことから、「永遠の命」転じて「長寿」「出世」の意味も含まれています。
成長を象徴し、加えてこれから先の繁栄という意味もこめられた蝶の古典柄のお振袖はまさに成人式にうってつけですよね。
<鳳凰>
豪華絢爛な飾り羽根をたっぷりとたずさえた鳳凰は平和と幸福の象徴です。
中国から伝えられた神話に登場する鳥で、昨今では新10000円札にも鳳凰があしらわれたことで話題を呼びました。
鳳凰が現れると良いことが起こるという言い伝えから平和と幸福の象徴になったようです。
鳳凰があしらわれたお振袖は、豪華で重厚感のある大ぶりなデザインのものが多く、成人式で存在感を出せること間違いなしです。
<花車>
平安時代に貴族が乗っていた牛車である御所車に花々があふれるほど飾られている文様を花車といいます。
そもそも御所車は貴族しか乗ることができなかったことから富と華やかさを象徴し、また車輪が周り続けることから永遠の象徴でもあります。
枯れることのない栄華に花を乗せたものが花車であり、あふれんばかりに花々が乗せられている文様そのままに「あふれるほどの幸せ」を表しています。
縁起の良さと花々やその花弁が細やかにあしらわれていることから、古典柄のなかでも人気が高く、帯に使われることも多い文様です。
<はまぐり>
はまぐりは私たち現代人にとってはお吸い物の定番の具材ですが、実ははまぐりも古典柄のお振袖に外せない文様です。
平安時代には現代のように紙でできたカルタなどはまだ存在していなかったため、貴族の遊びではまぐりは必需品でした。
はまぐりの内側に絵を描き、その絵やはまぐりの形や大きさを見て歌を詠む「貝合わせ」という遊びや、同じ絵が描かれたはまぐり同士を見つける、現代でいう神経衰弱のような「貝覆い」という遊びが大流行しました。
また、はまぐりは対の貝でしか大きさが合わないため、良いパートナーと巡り合いますようにという意味も込められています。
いかがでしたか?
お振袖を選ぶ際は、ぜひ込められた意味にも着目してみてくださいね。
最後に
季節の変わり目ですから、体調に気をつけてお過ごしくださいませ。
◇ ◇ ◇
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