ブログ
【振袖コラム】多彩なアレンジでおしゃれに☆成人式で人気のかわいい帯結びとは?
登録日:2023.12.05
振袖コラムはじめに
こんにちは!
京和きものです。
日暮れが早い季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、お振袖の帯結びについてお話しいたします。
帯結びの種類
帯結びには基本的な結び方とそこからアレンジした多彩な種類があります。
ここでは基本的なものを中心にご紹介いたします。
文庫結び
振袖の帯結びとして人気が高いのが文庫結びです。
「文庫」とは本や手紙、筆などを入れておく四角い小箱のことで、文庫結びは小箱のように四角い形をしていることからこう呼ばれます。
その始まりは江戸時代と言われており、振袖以外にも花嫁衣裳や浴衣などさまざまなシーンで使われる帯結びです。
中心から左右に羽を広げたリボンのような特徴的で、シンプルですが格調の高い結び方として人気があります。
胴回りを締める帯の上にリボンが乗ったような形の結び方で、半幅帯を使えば浴衣にも合わせられます。
基本の形である「文庫結び」は、さまざまなアレンジが可能です。
・花結び
通常の文庫結びでは胴を巻き終わって余った部分をぐるぐる巻きにしますが、これをひだのように重ねていく変わり結びです。
ひだの部分が花のようになり、華やかでおめでたい雰囲気にぴったりです。
ひだの数を増やせば花の数が増えるので、お振袖の雰囲気や帯の柄などによってひだの数を変えるアレンジも可能です。
・羽根結び
通常の文庫結びでできる2枚の羽根に加えて、小さな羽根をプラスするかわいらしい変わり結びです。
通常できる大きな羽根を結ぶ結び目の帯端から小さな羽根を作ります。
小さな羽根は上から2枚、下から2枚作ることができ、数が増えるとより豪華になります。
・巾着結び
羽根の真ん中の結び目部分をアレンジする変わり結びです。
通常の文庫結びでは結び目は帯の半分の幅で締められていますが、巾着結びではこの部分を広幅で作り、立体的に仕上げます。
広い結び目の上に小さなリボンがちょこんと乗ったような形になるため、清楚で古風な雰囲気になります。
他の変わり結びに比べ、崩れにくく疲れにくい点も魅力的です。
お太鼓結び
お太鼓結びは、帯の下の部分に「たれ」というパーツを作り、結び上げたときに背中に四角い面が出る結び方です。
帯のポイントとなる柄をお太鼓部分に出すことができるので、帯の柄を見せたいときにおすすめの帯結びです。
通常、お振袖や留袖などの礼装にはお太鼓部分が二枚になっている「二重太鼓結び」を結びます。
「一重太鼓」はカジュアルな着物に合わせる結び方なので、お振袖に合わせるのはNGとされています。
・ふくら雀
お太鼓部分をふっくらとさせ、丸みのあるフォルムが雀のようでかわいいアレンジです。
ボリュームを持たせたお太鼓と肩に向かう小さな羽根の形が特徴的で、柔らかく可愛らしい印象を与える人気の結び方です。
立て矢結び
斜めに大きな蝶結びをしたような立て矢結びは、立て矢を背負っているように見えることから名づけられました。
もとは江戸時代に大奥で働く女性が用いていた結び方で、それに憧れた一般女性が真似をしたことで広まったと言われています。
背中からはみ出すほど大きな羽根とアシンメトリーなシルエットが斬新で、伝統的な帯結びの中でもひときわ個性的な結び方です。
羽根の広げ方を大きくするとよりきらびやかで豪華なイメージになり、羽根を広げずひだの数を増やすと大人っぽい印象になります。
他にも様々なアレンジができるので、個性的な雰囲気がお好きな方におすすめですよ♪
いかがでしたか?
今回はお振袖に合わせる基本の帯結びと変わり結びをご紹介いたしました。
帯の結び方ひとつで雰囲気が大きく変わるので、カタログやSNS、先輩の写真などを見てイメージを膨らませてみてくださいね♪
最後に
京和きものでは、【限定特典付き】厚木の振袖キャンペーンを開催しております!
お振袖や成人式に関するご質問は何でも受け付けておりますので、お気軽に遊びに来てくださいね♪
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!
寒さ厳しくなります折、くれぐれもお身体にはご留意ください。
◇ ◇ ◇
京和きものは、厚木市・愛甲郡・相模原市・秦野市・海老名市・綾瀬市・座間市・寒川町・平塚市・伊勢原市で成人式のお手伝いをさせていただいております。
▽振袖に関するご相談、ご来店予約はこちら!
℡:046-223-0034
▽LINEお友だち登録はこちら!
▽Instagramも更新中!ぜひ覗いてみてください!